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先
ネ
タ
バ
レ
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★算数…100点(試験時間60分)
[1]計算問題
(1)は普通の計算、(2)は計算の工夫、(3)は逆算。
(3)はやや混乱させられる数の並びだが、こんなところで間違えたくない。
(2)の計算はすこぶる工夫しにくいので、普通に筆算3回した方が早い。
[2]小問集合
(1)倍数の穴埋め問題。23と47の最小公倍数を取ればすぐ方針が立つ。
(2)速さの差集め算。面積図を書けば一発。
(3)は四分円内の面積。30度定規を見つけられるかどうか。
(4)は場合の数。取り出すカードを決めてから並べ替えよう。27通りからいらないものを引く方針でも可。
(5)は推理問題。A+C+D+E<B+Fの条件の意図を読み取れればOK。
[3]濃度算
食塩水2種類を様々な割合で混ぜたときの濃度。
経験がないと解きづらいものの、H26愛光[1](6)と同じ構図なので、四国からのラ・サール受験組は「これ解いたことある!」となったのではないだろうか?
[4]面積比
長方形内の三角形の面積を考察する問題。
これはH24ラ・サール[2](4)と同じ設定の問題であり、過去問を練習していた受験生はガッツポーズだろう。ただし、問題自体は難しくはない。
[5]規則性・倍数
5の倍数を除いた整数を書き並べる問題。
書き出すと123467891112131416…となり、有名な問題に1ひねり加えられている。
しかし、もとの整数4つごとまたは8つごとに区切れば、条件整理の方針が見えてくるのではないだろうか。こうすれば、一瞬びっくりする設定の(2)(3)の設問も実は数えやすい。
[6]立体図形(切断)
立方体を3つ積み上げた立体の切断。
昨年は消えた立体切断が復活である。
立方体は微妙にずらして重ねてあるので、切断面の作図はしにくいかもしれない。
思い切って、縦6cm横8cm高さ18cmの直方体の切断を考えた方が作図はしやすいかもしれない。
切断面の作図さえできれば、体積を求めるのはたやすい。
昨年と比較すれば、割と本格的な
立体切断が復活したぶん、点は取りにくいかもしれない。
ただ、[3][4]など、
ラサールや併願校の過去問を解いていれば解けたも同然な問題も複数あり(もっとも、[4]に関しては過去問演習に関係なく解けるべきレベルだとは思うが…それだけにこの過去問の焼き直しを登場させた意図は??)、平均点は昨年に続き高めにでるのではないかと予想。
ラ・サールの算数は、まず[2]の小問集合をほぼ取りこぼしなく正解できる力をつけることが重要。また、超頻出である立体切断の練習も欠かせない。
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