こ
の
先
ネ
タ
バ
レ
O
K
?
[1]虫食い算
0~9の数字を1個ずつ使って筆算を完成させる問題。
この位置に虫食い算or小町算が出題されるのはもはやパターン化されたような?
常に2桁であることと、十の位の足し算□+1=6あたりがポイントか。
これらのポイントに気付かなければいきなり時間を食う危険性もある。
[2]推理
算オリでありがちな、上皿天秤でのつりあいからの重さ推理。
この位置に天秤問題が出題されるのはもはやパターン化されたような?
たった2つの図だけで、しかもEのおもりが図に登場してないのに答えが確定するというのはちょっと驚き。
[3]場合の数
同じ数字が2個ずつになるように2桁の整数を選ぶ問題。
0または1の位置(決して駄洒落じゃないよ!)で場合分けするなど、手間がかかる問題。
しかも同じ整数を作ってしまいそうになりそうで、正解率は低そうである。
[4]規則性
規則的に配置された観覧車のゴンドラの個数に関する問題。
本当にこれだけの条件で求まるの?と疑問に思ってしまうが、ちゃんと1通りに定まるようだ。
ただ、きちんと説明するのはかなり骨が折れそうではある。
64という数から、2の6乗だなと気付いたら、なんとなく答えは出せるかも。
[5]推理
5つにグループ分けしたオセロのコマの数を求める問題。
これ、(2)は条件整理すればすぐ求まるけれど、(1)はどうやって解くんだろう?
(2)の値をもとに中学生レベルの式変形をがちゃがちゃ行うくらいしか思いつかないけれど。
それとも、素直に(1)から考えればすっきり解けたりするのだろうか?
いずれにせよ、これだけで答えが出るということが意外だ。
[6]推理
2×2のマスに入る数の和がすべて等しくする問題。
変形魔方陣ということになるが、超基本の3×3魔方陣と同じく、「2×2のマスの数の和」を求めることになるだろう。
複数解問題であり、解くのにやや時間がかかりそう。
[7]場合の数
西暦1000年~2014年の間で、2種類の数字のみで表せる年を求める。
(1)は、1の位置(だから駄洒落じゃないって!)で場合分けすることになろうが、[2]よりはずっと楽。ただし2000と2002を忘れずに!
(2)はさくっとクリアできても、(3)は意外と近場を逃しやすいかも。(2)がミスリードを誘う?
[8]数の性質
立方体の向かい合う面に数の積が等しくなるように記入する問題。
要は、約数を6個以上持つ整数を小さい方から順に挙げる問題である。
今年の灘中第1日[5]にも似た緻密な作業が必要で、7番目に小さいものはなかなか大変である。
[9]規則性
数の書かれたダイヤルを規則的に回してできる整数の増減考察。
同じだけ目盛りを回すのに増減の仕方が違ってるのは何故?…と考えることに、攻略のヒントがある。
(2)は複数解問題だが、1個見つかればもう1個もすぐに見つかるだろう。
[10]平面図形
正方形とその中にある正三角形の面積差を求める問題。
要は、3つの三角形の面積の和を求めればよいわけだが、面積を求める際に「30度定規」が大活躍する、中学入試超頻出パターン。
ただ、与えられた面積条件を素直に使おうとすると、相似が必要になってくる。
ジュニア算オリなのでさすがに相似はNGだと思うので、それを回避するには、EFの中点でも取って△EBFを分割するのかな…?
今年のジュニア算数オリンピックは、昨年よりは難しい印象。
中盤に難しかったり時間をとられたりする問題が配置される傾向があるため、決勝を目指すのであれば、問題の取捨選択が相当に重要である。
なんとなくで当たりそうな問題が多めなので、合格最低点は昨年と同じくらいの60点と予想。
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