忍者ブログ
  • 2017.08
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2017.10
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2017/09/23 05:31 】 |
入試感想~H28高知学芸中算数
今年も無事、高知県の中学入試前期分が終了した。
それではいつものように?問題を唯一即日ゲットできる高知学芸中から、算数問題の感想をば。



















★算数第1日…100点(試験時間40分)
[1]計算問題×6
 (1)~(5)は普通の計算、(6)は工夫しないと苦戦するのは例年通り。
 計算力をみるには、「逆算」の問題も必要だと思うけれど、計算問題として直接逆算が出たのは、H12が最後である。
 そして今年も数字はcentury系フォントがベースなのに分数だけTimesNewRoman系フォント(ry

[2]売買算
 「20%引き」の意味さえ分かっていれば解ける一行題。

[3]連比
 連比の扱いさえ分かっていれば解ける一行題。

[4]消去算
 4教科のテストの点数に関する一行題。
 表にまとめれば何の問題もなし。ただし条件は平均点で与えられてることに注意。

[5]論理
 4色のボールの個数を求める問題。
 ややこしめの和差算かと思いきや、多い少ないの条件や、どれかが80個と言う条件から、推理して解く問題である。
 多くの受験生は、[1]~[4]をスムーズに解いたあとここで手が止まったのではないだろうか。

[6]旅人算(グラフ)
 車と自転車で往復するグラフを読み取る問題。
 (1)(2)は当然解けるとして、(3)の追いつく時間が求められるかがボーダーライン上にいる受験生にとって勝負所か。

[7]体積
 底面が台形の四角柱の体積を求めるだけの問題。

[8]角度
 円の中にある図形の角度を求める問題。
 「あ」を間違える人はほぼいないとして、「い」は『円の中心を通る補助線を引け』のセオリー通りに線が引けたかどうか。

今年の学芸算数第1日は、算数が得意であれば[5]以外で手が止まることはなかっただろう。
算数が得意であれば、十分に満点が狙える内容。そうでなくても8割近くは欲しい。



★算数第2日…100点(試験時間60分)
[1]公約数
 101と133を割って余りが5になる整数を求める。
 昔からの学芸のお家芸である複数解問題であるが、「5余る」に注意すれば超典型題。

[2]倍数変化算
 最後の所持金が等しくなっている親切設計。

[3]論理
 4つの整数のうち2つの和を考察する問題。
 10を基準にした等号不等号の関係が与えられており、落ち着いて条件整理する必要がある。
 (2)はAの値をすべて求める複数解問題となっているが、(1)を活用すれば4パターンのみ調べればよい。

[4]場合の数or規則性
 0・1・2・6が1枚ずつ書かれたカードで数を作っていく問題。
 一瞬変則N進法かと思ったら違った。。(
 (2)は2016を作らせるが、根性で書いてでも正解したいところ。
 数え上げる際、うっかりして一番小さな整数として挙げられている「0」を抜かさないように注意したい。

[5]論理
 「4つの3」「4つの4」「4つの5」でそれぞれ答えが5になる式を作る問題。
 もちろん算数だから、使っていいのは四則計算とカッコのみ。
 思わず熱中してしまいそうな有名パズル問題だが、裏を返せば、ここに時間を費やして他の問題に手を付けられなくなる罠という解釈もできる。
 なお、「4つの3」で5をつくる問題は、H15高知学芸第1日にも出題されていた(このときは「4つの3」で0~9をつくる問題であった)。
 →せっかくなので特集してみました(

[6]立体図形(水入れ)
 水槽に直方体のおもりを沈めたときの水深の問題。
 水そうの底面積が不明のため、2つの水深を比較する必要があるが、入試直前に高知県内の大手模試で似た問題を見かけた気がする。
 よって、学校側が当初予想してたよりも正解率は高いと思われる。

[7]図形の移動
 カギ形の内部を移動する円の考察。
 移動に関する問題も学芸のお家芸(特に転がし移動は「中学への算数」でよく取り上げられるほど)だが、今回は「図形の内部を円が自由に動く」ということで、変化球で攻めてきた。
 しかしいざ取り組んでみると、本質は転がり移動とほぼ同じであることが分かるだろう。
 ただし、平均層を考えると、問題文の表現が変わっただけで戸惑って捨てた、という受験生が多少いそうである。

算数第2日は、やはり第1日よりは難易度が高いが、それでも算数が得意であれば高得点が狙える内容。
制限時間は60分とたっぷりあり、今年はそれほど手間のかかる問題はないが、[5]であまり時間を取られないようにしたい。


今年は例年よりも論理問題が多かったようだが、「複数解問題」「移動系問題」など、高知学芸らしい傾向は踏襲しつつ、難問奇問は控えめになっており、算数の実力差が出やすいセットであったと思う。
かつてのように、最終問題に意欲的な作問(例えばH17の3段面積図やH19の立方体貼り合わせ)を配置したセットも見てみたい気はするが、それだと受験生が青ざめてしまうか?
でもそれより、数字のフォント統一をお願いしたいかな…受験料を取っているわけなので、問題の見栄えにもある程度気を配って欲しいかなと…。
PR
【2016/02/21 23:34 】 | 中学入試-四国内 | 有り難いご意見(0)
<<4つのNで5を作れ | ホーム | 入試感想~H28ラ・サール中理科>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>