まず、倍数判定法を確認しよう。
・3の倍数…各位の和が3の倍数になる
・4の倍数…下2桁が4の倍数になる(00、04、08も可)
・5の倍数…一の位が0か5
使える整数は1~5が1個ずつであることに注意。
「BCD」は5の倍数だから、Dは5と決定。
「ABC」は4の倍数だから偶数、つまりCは2か4。
「CDE」は3の倍数だから、C+D+Eは3の倍数。
Cが2のとき、2+5+Eが3の倍数にすることは不可能。
(Eが1、3、4のとき、和はいずれも3の倍数にならない)
Cが4のとき、4+5+Eの和を3の倍数にすることは可能。
(E=3のときのみ、4+5+3=12で3の倍数になる)
ここまでで、5桁の整数は「AB453」が決定。残った数は1と2。
4の倍数の条件に戻り、「B4」が4の倍数になるのはB=2のときだけ。
よってA=1が自動的に決定。 以上より、答えは
12453。
愛光算数の論理問題と言えば、少し厄介な問題が多いのだが、今年はシンプル。
今年の算数大幅易化を象徴する問題といえよう。
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