こ
の
先
ネ
タ
バ
レ
O
K
?
[1]虫食い算
積の結果が2013□となる筆算を完成させる。
一の位の数字もわからず、桁数の違いのポイントもないので、範囲を絞りにくい。
3桁×1桁で16□□と36□□になるように範囲を絞っていくことになるだろうか。
最初の問題にしては解くのに時間がかかる。
[2]推理
左右の皿の重さが異なっている天秤でのおもりの重さ推理。
皿の重さの差を「おもり」として表現できるかどうかがカギ。
それができなければ、苦戦を強いられるだろう。
[3]場合の数
6をひっくり返して9にしてもよいときの整数のつくり方。
ジュニアよりもカードの枚数が多いものの、最初の2ページでは断トツに解きやすい。
[4]角度
二等辺三角形を2つ組み合わせて作った図形の角度。
見た目とは裏腹に、超難問である。
恐らく、算オリの予選問題としては三本の指、いや一本の指に入る難しさではないだろうか。
(決勝問題にあったとしても、かなりの難問レベルである)
ぱっと目だと「10度か15度じゃないの?」ってなるけど、そうではない。
正解者はほとんどいない(特に、ちゃんとした解き方で解けた参加者はいるの?って感じ)だろう。
[5]規則性
2桁の整数ABをA×A+Bにする操作を1桁になるまで施す。
連続する2桁の整数について1桁の同じ整数になるものを4組見つけるのだが、「一の位が9と0のときにあるんじゃないかな」という推測をもとに調べて1組は見つかるだろう。残る3組は、さらに視点を変える必要がある。
[6]立体図形
小箱を積んで作った立方体でガラス玉の入った小箱の個数を考える。
ジュニアと設定は同じだが、ジュニアは3段で、本大会は4段。
ポイントもジュニアと同じだが、少し考えにくくなっている。
[7]小町算
ABCD-DCBA=BDAC、EFC-CFE=CEFの小町算を解く。
後者の筆算が考えやすいので、そこから考えればいいだろう。
[8]場合の数
条件に従って正方形のマスに数をあてはめる方法。
ジュニア算オリの類題だが、これってどっかの中学入試に同じ問題なかったっけ?
[9]条件整理
リーグ戦で勝利数と勝ち点の条件を満たす最少のチーム数を求める。
(1)はサービス問題。
(2)は、AとB以外の点をなるだけ同じにして…ということになるが、具体例の検証が必要になる。
[10]平面図形
四角形にいろんな線を引っ張った時のPQ:BMを求める。
うーん、なんだか数学チックで、あんまり従来の算オリらしくないかな。
(この手の問題を否定するわけじゃないけど、あくまで近年の傾向としてね)
長方形などに特殊化すれば、相似をいっぱい見つければ解決だけど、問題図のままだと相当に考えにくい。
今年の算数オリンピックは易しくなると予想していたが、そうでもなかった。
序盤の問題が意外に考えにくいので、中間にある解きやすい問題をいかにして拾えたかがポイントか?
今回の本大会の決勝進出点数は
45点弱と予想。
→外しました。。50点だった模様orz
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