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大会感想~ジュニア算オリ予選2013
6月16日(日)に全国一斉開催された算数オリンピック。
今年は6月に予選ということで、運動会などの行事で参加できないという小学生は少なかったのでは?
ひとまず、ジュニア予選の感想を簡単に書き殴る。
















[1]虫食い算
「2013年6月」にまつわる、割り算の虫食い算。
「13□」の条件から範囲を絞るという戦略になるだろうか?
最初にしてはやや手間のかかる問題のようである。

[2]推理
算オリでありがちな、上皿天秤でのつりあいからの重さ推理。
1つだけ重さ不明のおもりがあることに注意。
3の図から、エが4gより重いと思いこんでしまうとハマリだ。
そのハマリにさえ陥らなければ、答えを出すのはたやすい。

[3]場合の数
6をひっくり返して9にしてもよいときの整数のつくり方。
1の位置(決してダジャレではない!)で場合分けすればOK。

[4]角度
△ABCにおいてBD=ECであるときの角度問題。
見るからに補助線が必要そうだけど、二等辺三角形をくまなく見つければ、実は補助線なしに解ける。
「BD=EC」の条件が実にうまい。難しくはないけどこれはお気に入り問題かもしれない。

[5]推理
会話文から、2人のカードの数字を当てる問題。
会話文から推理する問題は算オリ恒例。
しかも今回は「わからない」「私もわからない」「ならばわかった!」の黄金パターン。
「片方がもう一方の倍数になる」組み合わせをすべて書き出した上で、候補を絞る形になるだろう。
(相当な『国語力』が必要になるため、個人的にこの手のは不得手…)

[6]規則性
2013から引くか、2倍するかの操作で、4つの整数を作成できるかを問う。
実際に操作してみれば、35と1501は作れると容易にわかるが、11と61が作れるかどうかの判定が問題。
○×の2択問題だから、ここは空欄にせず何か書くべし。

[7]立体図形
小箱を積んで作った立方体でガラス玉の入った小箱の個数を考える。
1段ずつ慎重に調べないといけないように思えるが、うまくカタマリに分割すると、個数だけならすぐわかる。
ちなみに具体的な配置は一通りではない。

[8]小町算
ABC+BCA+CAB+X=2013の小町算(Xは2桁)を解く。
文字を入れ替えてAAA+BBB+CCCとすればあら不思議、X以外は111の倍数。
このことに気付けるかどうかで、大きく運命が変わってくる。

[9]場合の数
条件に従って正三角形のマスに数をあてはめる方法。
開成や灘あたりに誘導つきで出題されそうな問題がプンプン。
1と2は決定で、3を下に固定して2倍する戦略を取って、あとは頑張れって感じだろうか(
2段の正三角形や3マスの等脚台形ならば2通り、ということを利用すれば少しは楽になるけど。。

[10]面積
算オリ参加賞にもあった「面積迷路」の問題。
16cm2と32cm2の長方形とその横の長さの特殊性が手掛かりになるのかな?
最終問題にしては易しい部類の問題。
なお、問題図は極めて不正確なので、答えが求まってもちょっと不安だったのでは?


今年のジュニア算数オリンピックは易しい。
算数が得意であれば、問題5・問題6・問題9以外で手が止まることはなかったかもしれない。
今回のジュニアは決勝進出点数は70点弱と予想
→外しました。。60点だった模様orz
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【2013/06/19 10:38 】 | 中学入試-四国外 | 有り難いご意見(0)
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